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鹿肉を取り巻く現状 山口新聞東流西流 2018年4月15日掲載

  • 執筆者の写真: Tae Yamamoto
    Tae Yamamoto
  • 2018年4月15日
  • 読了時間: 2分

猟師さんから鹿肉は食べないと言われた僕は驚きました。僕自身は鹿肉で体調まで良くなったほどの最高の食べ物だと思っているのに、狩猟の現場では食べられることなく廃棄されることも多いというのです。

読者の中にも猪肉を食べたことがある人はそれなりにおられるのではないかと思いますが、鹿肉を食べたという人は少ないのではないでしょうか。シカは長らく保護されていたので食べる文化がすたれてしまったこと、生食の危険が理解され、加熱しすぎると固くなるため鹿肉はローストや煮込み料理など一般家庭で普通やらない食べ方がおすすめであることなどがありました。

こういう状況の中で増えすぎたシカの対策としての捕獲の現場で鹿肉が活用されないということは仕方のない流れではありました。

一方で老犬ホームをやっておられる知人からは食が細くなった老犬が最後に食べたのが鹿肉だったということで高いお金を出して鹿肉を買っていたり、親戚の家で飼っている老いたパグが他の餌は食べないのに鹿肉だけはよく食べるということを知りました。

無駄になっているものが他方では価値を持つ、これを繋ぐ橋渡しができないだろうかとリサイクル業に携わっていた僕が思うようになるのは、必然だったように思います。




















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