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本格ミステリ作家・島田荘司先生のパーティーにてジビエを提供

2/12は「本格ミステリ作家・島田荘司先生と一緒に音楽を楽しむ会」という事で原宿のラ・ブーレットに。

竹下通りから一本入っただけとは思えない閑静な雰囲気の店構え。 一昨年の島田先生の古希のお祝いでもここが会場だったので迷わず30分前に到着。

山口を出たのが3時半だったので二時間半で到着です。 会場に着くと幹事の村松さんがおられたので挨拶して入ると島田先生がもう来ておられました。

まだ他の参加者があまり来ておられなかったのを幸いにいきなり島田先生にサインをいただきました。

今回のサイン本は「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」__の小説の単行本初版とコミック版一巻初版! 御手洗潔シリーズのどれかをまたサインしていただこうかと思いましたが、丁度2/1にコミックが出たばかりだったので「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」にしようと思ったのですが、ここでまさかの僥倖が!

コミック版の作画をしておられる嶋星光壱先生も会場に来ておられたのです。 いつかどこかでサインもらえればと思っていた嶋星先生のサインまで揃ってもう思い残すことはないと思いました。

が、今夜はここからが本番。 島田先生が作られた老中 阿部正弘に題をとったアリアの本邦初公開。 日本語のオペラを初めて聴いたのでとても新鮮でした。 その後もまさに音楽を楽しむ会といった形でプロの声楽家の方々の歌声に酔いしれることが出来ました。 島田先生のお話もミステリをお休みして音楽やっているという冗談(ですよね、ミステリの新作待ってます)も出るほどで楽しい時間を過ごせました。

そして今日のお料理はジ・ビ・エ! 前菜が鹿肉のタルタル。 生に近い食感を残しつつしっかりと火が通ってる色をしているので温度管理とかに感心しました。 魚の料理の後はメインにイノシシのロースト。 この料理、なんのお肉か伝えずに皆の前に提供されたところで僕のことを紹介されて山口県産のイノシシであることをネタばらし。

みんな自分達のイメージしていた鹿肉や猪肉のイメージとの違いにビックリしてました。 (特に猪は牛かと思った人も多かったようです) イノシシと一緒のお米も川越の無農薬で作られたお米で絶品でした。

デザートまできっちりいただいてお腹もいっぱいになりました。 持病の関係で揚げ物、牛豚肉とか食べられないのですが今日はヘルシーなジビエでお腹いっぱいになることが出来ました。

さらにサイン本は須本壮一先生の「GATO-ゼロイチの戦場-」の3巻ににヒロインの一人瀬川彩葉ちゃんのイラストつきで書いていただきました。 (二巻で死にそうだったので心配してましたが元気になってよかった) メガネっ子をリクエストということでまたうちの奥さんから色々言われそうですが(笑)

さらに島田先生が選者をつとめるばらのまち福山 ミステリ文学新人賞よりデビューされた稲羽白莵先生の「合邦の密室」にもサインをいただいてミステリ談義に華を咲かす。 わざわざ銀色のペンでサインしてもらって感謝です。 装幀家の坂野公一先生による装丁だったので、憧れの坂野装丁で世に送って貰えるとは作家冥利につきるというお話で盛り上がりました。

須本壮一先生は新連載、稲羽白莵先生はまもなく新刊が出るそうでどちらも楽しみです!

稲羽白莵先生とミステリ劇団を立ち上げられた俳優の吉木遼さんや俳優の金田賢一さんともお話できてとても楽しい時間でした。

そして何より皆さんの口からジビエを美味しかったと言っていただけたことが何よりの励みになりました。

毎日解体して販売したいるとお客様の生の声を聞く機会もなかなかないのですが良い機会に恵まれました。 僕の施設はまだまだこれからの施設ですので応援いただけるとありがたいと思います。

楽しくて感想が長くなりましたが明日も色々あるのでそろそろ寝ましょう。 オぺラ歌手に囲まれてのパーティーと今いるカプセルホテルのギャップが相変わらず面白いですが(笑)

今日はサインしてもらおうと持参した本が先生方の思わぬ宣伝になっていたのがちょっと面白かったです。








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